食物アレルギーにおける食物負荷試験について
食物アレルギーにおける経口食物負荷試験は、様々な目的で行われますが、実際には「原因となった食物が実際に食べられるようになったか?」を調べるために行われるケースが大多数です。
この場合、食物アレルギーの診断をうけたお子さまが集団生活の場所においての給食提供を安全に受けることが出来るようになったかどうか?という別の見方も出来ます。
また症状が出ない量はどれくらいなのか?という見極めを行うときにも行います。
こちらの意義は量により加工品等の摂食は許容されるケースがあるためこちらも重要です。
当院ではこの試験を医師、看護師、モニター監察下の元でお子さまが「安全・安心してどのくらいの食物を食べられるようになったか?」試験を行っております*。
試験における症状誘発確率(試験中で症状が出てしまう確率**)をご提示させて頂き、ご相談をして試験に望みます。お悩みの際はご相談ください。
*負荷試験の予約はwebでは受け付けておりません。
必ず医師の診察を受けた後に、受付にてご予約ください。
試験の開始は午前9時からとします。試験後待機時間を含めると12時頃に終了となります。症状が出た場合には終了時間が延長する場合があります。
お子さまが不慣れな環境でも食事が進むよう、カトラリー(箸・フォーク・お皿等)並びに試験に用いる食物は、ご家族への準備をお願いしております。
**すべての食材における確率が明確になっているものではありません
試験費用 |
9歳未満 自己負担なし 9歳以上 6,000円 |
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